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フィル: -----
* パートナー除外

 何だ、そういうことか……まさかフィルが夜這いに来るわきゃないもんな。ちょっぴりドキドキして損した。
「そうか……。ま、こっちのことなら気にしなくていいよ。どういう事情か知らないけど、気をつけてな?」
「本当にごめんなさい。出港までにはできる限り戻ってきますので……」
 そう言って深々とお辞儀すると、フィルは静かに部屋を退出した。
 なにやら深刻そうだったな? でもまあ、フィルのことだから大丈夫だろ。
 朋也は再び布団を被りなおした。


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